去勢と避妊

猫の増え方はネズミ算!


こんな生まれて間もない猫たちであれば、
「かわいいねぇ~」
と、うっとり観察していれば済む話なのですが・・。

総勢7匹となった猫たちを見て、まず早急に対処しなければならない、と考えていたのは
「去勢と避妊の手術」
でした。

なにせ、男の子4つに女の子3つ。
早ければ、生後4ヶ月前後で発情を始める猫もいるし、なにより
「発情が始まると親兄弟関係なく、子作りを行ってしまいます」(笑)

7匹いるのに、全員発情したらとんでもないことになるよぉ・・・。

当然ながら手術にはお金も掛かるので、悩ましい問題でもありました。


ロイのスプレー行為とみぃちゃん・ミルクの避難


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生後半年ぐらいで、まず男の子の「ロイ」が発情の傾向を見せ始めました。

というのも、男の子が発情するときに行う「スプレー行為」をやり始めたからです。

去勢していない男の子は、発情すると自分の匂いをいろんなところにぶちまけますよね。
あの匂いというのは独特で、よその家の近くを通った時にこの匂いがあると、
「あっ、この家には去勢していない男の子の猫がいるんだ(もしくはいたんだ)。」
と分かるぐらいです。

そんなスプレー行為の先陣を切ったのが、ロイだったのです。

動物病院にも、7つの手術までの全体的なスケジュールや工程は色々と相談していました。
もっともな話ですが、女の子たちが避妊されてしまえば、
少なくとも「妊娠するということはなくなる」わけです。


ロイの発情は、くしくも、「みぃちゃんとちーちゃん、ミルクの3つをまずは順番に対処していきましょう」
と病院ともスケジュールを決めた直後のことでした。


みぃちゃんとミルクは避難せよ!


時期は、夏の終わり。
出産後、半年ほどを経過して、おそらく「みぃちゃん」にも”発情の毛”があったのかもしれません。

ロイは、みぃちゃんの背後にしょっちゅう回るようになりました。

みぃちゃんも、少し腰を動かすしぐさを見せます。


「これは、やばい!!」


とりあえず、みぃちゃんを家の中の別室に避難させました。
しかし、困ったことに”ママッ子”である「ミルク」が、みぃちゃんの姿が見えないと
きゃんきゃん泣くようになりました。

しょうがないので、ミルクも一緒に避難です(苦笑)

避難部屋にトイレを1つ持ってきて、食事もその部屋でとる・・。
まさに「監禁状態」でした。

この状態が2週間ほど続きましたが、とりあえず「ロイの攻撃」を回避することに成功したのです。

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手術の前にワクチンを!


避妊もしくは去勢手術の前には、ワクチン注射を行う必要があります。
手術に耐えられるかどうか、現状の体のチェックを行うからです。

おそらく、病院によってはワクチンを2回打つ場合があるかもしれません。

1回目の注射がワクチン注射を行うための注射で、2回目の注射が本番ということです。

とにかく、ロイに狙われているみぃちゃんは、真っ先に手術を行うことが
決まっていました。

監禁部屋を出て2回目の注射を終えて、また監禁部屋へ。
幸い、野良猫出身だったにも関わらず、みぃちゃんは無事手術を行うことができる、ということでした。

後は手術を待つのみ。


とりあえず、この時点で一安心したのを今でも覚えています(笑)


あっ、そういえばみぃちゃんを病院に連れていく時は、苦労しました(汗)

なにせ、キャリーに入ったことがない彼女は、抱えられた時点で
「なにすんねん!」
と言う感じ。

キャリーに入れられそうになったら、
「なんやねん、これは!」
と言った具合。


”手術の日、キャリーにちゃんと入ってくれるかな??”
手術の心配より、病院までたどり着けるかどうか、の方がよっぽど心配でした(笑)


腹の底からウォォ~ン


みぃちゃんの手術当日。

とりあえず、無事病院にたどり着きました。
みぃちゃんも少し病院に慣れたのか、注射を打ちに来ていた時の緊張感はなかったように見えました。

しかし、今日は家に帰れません。
手術前と手術後の経過を見るのに、病院内にお泊りです。

これまで、自由奔放に生きてきたみぃちゃん。
全然知らないところで、わけの分からない他の生き物や病院内のスタッフさん達との
「一日だけの共同生活」


みぃちゃんは、普段の生活がものすごく行儀がいい猫だったし、
先生からも「すごく診察しやすいですよっ!」
と言われていたので、預けること自体は安心していたのです。


「じゃぁ、お預かりします。」(先生)
「よろしくお願いします。」(私)

そんなやり取りを終えて、診察室を出ようとした時、


「ウォォォ~ン」


みぃちゃんが、これまで聞いたこともないような大声で泣きました。

「なんでアタシをこんなとろこに置いていく?」
そんな風に聞こえるぐらい、一言泣き叫んだのです。


野良猫として楽しく生きていたのかもしれないのに、
勝手に人間の家の中に引きずり込んで、大事な卵巣を勝手に取ろうとして・・。

「みぃちゃんにとってこれで本当に良かったのかな・・・」

振り返ると、それまで「猫が増えないことばかり考えていた」自分の目に、
診察室でキャリーに入れられるみぃちゃんの小さい背中が映りました。


みぃちゃん無事帰還。そして順番に・・


次の日。
みぃちゃんは無事退院して、家に帰ってきました。

手術後数日は、お腹をなめたり、気にしたりしていましたが、
それもだんだんなくなり、縫った後の糸は自然に溶け、その後は普段と何ら変わらない生活を送って
現在に至っています。

みぃちゃんの術後は、女の子2つ。
男の子4つ。

幸い、男の子で発情したのはロイだけだったので、
特に何事もなく、全員の手術は無事終わりました。


みぃちゃんを始め、ミルクとちーちゃんの女の子たちは、
病院内で過ごした時間はおとなしく、出されたご飯は全く口にしなかったそうです。

不安と緊張でいっぱいだったろうな、と
家の中でご飯をぱくついている様子を見て、安心したものです。

一方、男性陣はというと・・。


全員、きっちりとご飯を平らげたそうです(笑)



病院によって金額は違うでしょうけれど、
うちで掛かった金額は、ざっと (ワクチン注射2回+手術)× 7 =約20万円。


・・・ま、まぁ・・・
みんな、無事で何よりですね!


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