家具がボロボロに・・・

「猫の爪とぎ」
ではないでしょうか。
もちろん、爪とぎ専用のものは家の中にあちこち置いてあるのですが、
それ以上に、家の壁や、家具などで爪とぎを行ってしまう彼ら。
もうあちこちボロボロです・・・(涙)。

何も補強していない壁は、この通り。
(はがれた壁紙部分がちょっぴり猫の形に見えるのは気のせい・・??)
猫が爪をとぐ理由は、「獲物を捕まえるための自らの武器の手入れ」
ということが挙げられます。
獲物を捕まえる必要がない家猫であっても、その習性から本能的に行ってしまいます。
そして、もう一つ・・。
特に、家猫の場合は「マーキング」の意味合いの方が強いかもしれません。
猫の肉球にはそれぞれ猫が持っている「匂い」があり、爪をとぐのと同時に、
この匂いをこすりつけているのです。
例えば、壁のコーナーになっているところなどは猫たちも体を思う存分のばして、
爪をガリガリしやすいので、そういったところにはあえて段ボールなどで壁を養生しつつ、
その段ボールで爪とぎまで行えるようにしておくのも一つの方法かもしれませんね。
ただし、この方法だと段ボールがボロボロになるたびに、段ボールを張り替える・・
という飼い主さんの手間は増えますけど。

猫タワーのポールや床置き爪とぎなどがあればうちは大丈夫・・・
ということにはおそらくなりませんから
特に、新築にお住まいの方やこれから新築に住もうとされる方は、
「猫たちの爪とぎから家の壁をどう守るか」
ということについて、一度考えておいた方がよいかもしれません。